退職代行サービスとは?仕組みと流れを紹介
退職代行サービスとは
退職代行サービスとは、会社を辞めたい人に代わって、業者が退職の手続きを代行してくれるサービスです。
「会社を辞めたいけど辞められない」といった人が退職代行サービスを利用すると、会社にいる上司や職場の人と顔を合わさずに退職できます。
もちろん、個人情報が詰まった書類手続きなどは自分で行うことになりますが、連絡などは退職代行サービスを通じて行うのでスムーズに退職できるでしょう。
退職代行サービスの流れ
退職代行サービスの流れ/行う人
3.退職手続きの開始/退職代行業者と会社
4.退職の手続き/辞めたい人と退職代行業者・退職代行業者と会社
5.アフターフォロー/辞めたい人と退職代行業者
このように、辞めたい人は会社と接触する必要が無くなります。
退職代行サービスと契約するまで
1.本当に退職していいのかを思考・相談
会社を辞めるというのは、大きな選択になります。
「本当に退職していいのか?」という迷いがある人は、信頼できる人に相談してから決断してください。
家族や友達、先輩などに相談しても答えが見つからないときは、退職代行サービスに相談してもいいでしょう。
退職代行をしている業者は、いろいろな人の退職を見届けてきたプロです。
さまざまなケースを示してくれるので、適切なアドバイスが聞けるかもしれません。
無料で相談にのってくれる業者は多いので、自分が納得できるまで、不安や疑問点をぶつけてください。
2.退職代行サービスに連絡
電話やメール、LINEなどで退職代行サービス業者と連絡を取ります。
そのときに伝える事項は
・会社との契約次項……勤続年数・契約期間・残っている有給休暇日数など
・利用者の個人情報……氏名・住所・電話番号・生年月日など
・退職に関して……退職理由・希望の退職時期など
ほとんどの退職代行サービスは、以上の情報の元で動いてくれます。
その際に、契約内容や料金などの疑問点があれば、しっかり聞いておいてください。
退職代行サービスと契約してから
1.退職代行サービスと契約
退職代行サービスの内容に納得ができたら契約をします。
そのときに確認しておきたいのが以下の6つの事項です。
・退職金
・返却して欲しい私物/返却しなければならない制服などの受け渡し方法
・会社から自分への連絡拒否
・退職代行業者から自分への連絡日時
2.退職代行サービスへ費用の入金
契約内容がクリアになり、正式に依頼したら費用の入金をします。
支払い方法は業者によって違いはありますが、以下にあげた3つの方法を取る業者が多いでしょう。
・電子マネー
3.退職代行業者が退職手続きを開始
入金が確認できると、会社や辞めたい人との契約内容に沿って退職代行サービスが開始されます。
退職代行業者が会社へ連絡し、会社を辞めたい旨を申し入れてくれるので、自分が会社の人とのやり取りすることは不要です。
ここで注意したいのは、「退職代行サービスは会社への強制力がない」ということです。
具体的にいうと、「〇月△日に退職するから、それまで有給休暇の消化をします」と申し入れても、会社が「有給休暇は買取にして欲しい」と希望してくることがあるんです。
辞めたい人の要望を100%叶えることはできないかもしれませんが、会社からの違法な圧力や理不尽な要望はここで業者がシャットアウトしてくれます。
会社の希望を連絡してくるのも退職代行業者なので、会社との直接交渉が無いことは大きなメリットですね。
退職が決まったら自分でやる手続き
会社へ返却する物
・制服
・名刺
・書類やデータ
・会社の費用で購入した備品
会社から受け取るもの
・源泉徴収票
・年金手帳(会社へ預けていた場合)
その他、イレギュラーなものもあるので、自分で確認しておきましょう。
退職時の問題:引継ぎや社外への挨拶
退職が決まったからといって、すぐにフェイドアウトするのが難しい場合があります。
大きな問題は、業務の引継ぎと社外への挨拶です。
その場合は、会社を辞める前にいろいろと準備しておくとスムーズに退職できるでしょう。
・データはまとめて上司に預ける習慣をつける
といったことを勤務中にしておくことが重要です。
退職代行サービスを利用する人はどんな人?
退職したいけど辞められない事情とは
退職代行サービスを利用する人は、いろいろな事情を抱えています
・人手不足なのが分かっているので、退職を伝えづらい人
・体や心の健康を崩して退職したい人
・退職を申請したが認めてもらえない人
「退職したいけど辞めると言えない・辞めさせてもらえない」というのは、とても不幸なことです。
「今、我慢したら楽になるかも」などと考えながら、疲弊しながら働いている人は多くいますが、今後の勤務が改善される保証はありません。
過酷な環境で働くことは、自分の体や心をすり減らしてしまう可能性もあります。
新たな人生を歩むために、サポートしてくれるのが退職代行サービスです。
退職代行サービスを利用した人の声
など、SNSではたくさんの口コミが書き込まれています。
しかし、退職代行サービスにはデメリットもあるんです。
退職代行サービスのデメリットは2つ
退職代行サービスの費用は、一般的に3~5万円といわれています。
自分で退職を申し入れれば無料ですが、サービスを利用すると費用が掛かることはデメリットでしょう。
そして、会社内で「〇〇さんって、自分で退職できなかったんだよ」などと、噂をされることもあります。
転職活動をすると、応募先の会社が前職の状況を確認するケースもあるので、留意しておきたいですね。
それでも「退職代行を使わなければならない」というのは、ほとんどの場合「会社に問題がある」といっていいでしょう。
自分のために退職するのですから、積極的に退職代行サービスを利用してもいいと思います。
会社と交渉がいらない場合の退職代行サービス
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支払い方法 | クレジットカード・ペイペイ・楽天ペイ・ドコモ・ソフトバンク・paidy・銀行振込など |
窓口 | LINE・メール |
対応時間 | 24時間対応 |
会社と交渉が必要な場合の退職代行サービス
顧問弁護士が監修する「退職代行Jobs」
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会社と金銭の交渉をする場合の退職代行サービス
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支払い方法 | クレジットカード・paidy・銀行振込など |
窓口 | LINE・メール |
対応時間 | 24時間対応 |
多くの人は、退職代行サービスで会社を辞めた後「解放された!もっと早く相談すればよかった」といいます。
自分で辞められるなら、それがベストな選択ですが、自分で動くことができない場合は他人に頼ることも必要です。