シミを取りたい40・50代のケア方法|頑固なシミの4つの美白ケア

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シミを取りたい40・50代のケア|なぜシミは増えるの?

シミを取りたい40・50代のケア

シミを取りたい40・50代がまず気になるのは「若い頃よりシミが増えた・濃くなった原因」ですよね。

 

若い頃よりシミが増えた・濃くなった理由は3つです。

1.肌細胞の老化

2.女性ホルモンの低下

3.今まで蓄積された肌ダメージ

 

1.肌細胞の老化

シミが増えた・濃くなったと感じる大きな理由は、「肌細胞の老化」です。

 

日本メナード化粧品株式会社と藤田医科大学の杉浦 一充教授の共同研究で、本来除去されるはずの老化細胞が蓄積し、肌の老化が加速することを突き止めました。

 

加齢とともに様々な臓器に蓄積する老化細胞は、炎症性物質など、組織の老化を促進する物質(悪性因子)を周囲に分泌することが知られ、この現象は細胞老化随伴分泌現象(SASP : Senescence associated secretory phenotype)と呼ばれています。

20代と60代の皮膚組織を比較すると、60代の方が多くの老化細胞が蓄積していることが分かりました。これらの老化細胞は、周囲に悪性因子を分泌することで、皮膚組織にダメージを与えます。

※藤田医科大学

 

つまり、肌細胞自体が老化するため、肌をクリーンにする機能が働きづらくなっているということです。

 

私たちが年齢を重ねると細胞も老化しますが、その老化した細胞を排除する力も加齢によって弱くなっているので、老化細胞が体に居座ってしまいます。

その老化細胞は、老化を促進させる物質を周囲に放出しながら蓄積し続けるので、シミ細胞は消えにくくなっているのです。

 

2.女性ホルモンの低下

若い頃よりシミが増えたと感じる原因には、「肝斑(かんぱん)」ができたという理由もあります。

 

両ホホや鼻の下に、もやもやと広がる薄茶色のシミは、境がはっきりしないぼやけた形で見えるので、全体的に老け顔へ近づけてしまいます。

 

肝斑の主な原因は女性ホルモンの乱れといわれ、30代から発症するケースが多いため、「若い頃よりシミが増えた」と感じられるのです。

 

3.今まで蓄積された肌ダメージ

シミが濃くなったと感じる大きな理由は、今まで蓄積された肌ダメージが原因です。

 

蓄積された肌ダメージとは

・紫外線ダメージ

・肌に与えた摩擦

・肌老化による乾燥

・今までのお手入れ不足

の4つが主な理由です。

 

今まで蓄積された肌ダメージはシミをできやすくさせて色を濃くし、排除しにくくしてしまいます。

この蓄積された肌ダメージによって、シミが増えた・濃くなったと感じやすくなるのです。

 

シミを取りたい40・50代のケア|今からでも間に合う?

シミを取りたい40・50代のケア

40・50代でもシミのケアは間に合います。

しかし、若い頃の美白ケアでは足りません。

 

若い頃の美白ケアのほとんどは「美白美容液を使う」ことや「日焼け止めを塗る」ことだったと思います。

40・50代から行う美白ケアは、美白成分を摂り入れることやUVケアのほかに、肝斑の対処や老化細胞の排除を取り入れないとなりません。

 

若い頃にしっかりお手入れしたきた人も、シミが増えてきた・濃くなったからといってあきらめないでください。

40・50代のシミは、キチンとしたお手入れを継続することによって、薄くなっていくでしょう。

 

では、40・50代の具体的なシミケア方法をみてみましょう。

 

シミを取りたい!40・50代のケア方法は4つを同時に

シミを取りたい40・50代のケア

a.紫外線を浴びないようにする

b.古い角質を排除する

c.美白成分を導入する

d.女性ホルモンを整える

 

シミを取りたい!40・50代のケア方法で重要!【紫外線を浴びないようにする】

シミを取りたい40・50代のケア

40・50代が気になる多くのシミは、紫外線を浴び続けることでメラニンという色素が沈着するのが原因です。

また、ソバカスや肝斑の原因は紫外線ではありませんが、紫外線の影響で濃くなる場合もあるので紫外線ケアは重要となります。

 

紫外線を浴びないようにするには、「紫外線の強い時間帯の外出を控える」「肌の露出を控える」ことも大切ですが、それらはあまり現実的ではありません。

 

生活するうえで紫外線を浴びないようにするには、日焼け止めが有効でしょう。

 

日焼け止めを使用する

多くの人が日焼け止め(UVクリーム)を使用していると思いますが、日焼け止めは1日のうち2~4回の塗り直しが理想とされています。

しかし、よく誤解される紫外線ケア方法があります。

・メイクをしているからUVカットできている

・PAやSPFが強いものを使用しているから塗り直しは要らない

・腕や首には日焼けカバーをしているから日焼け止めは塗っていない

この3つは、「UVケアをしているけど効果がない」と嘆いている人に多い間違いです。

 

日焼け止めの知識として正しいのは

・メイクをしているだけではUVカットはできていない

・日焼け止めの種類にあるPAやSPFは、日焼けを防止する時間とは関係がない

・アームカバーやネックカバーを着用していても、紫外線は通過することがある

日焼け止め自体は2~3時間おきに塗り直すことで効果が発揮できるといわれているので、日焼け止めの塗り直しは必須なのです。

 

メイクの上から塗り直すことができない場合は、パウダーやスプレーでこまめに日焼け止めの塗り直しを行いましょう。

 

加えて、腕や首にも日焼け止めを用いて紫外線ケアをする方が効率的だといえます。

 

このように、日焼け止めを使用するうえで誤解があったままだと、日焼け止めの効果は薄れてしまいます。

きちんと日焼け止めの塗り直しを行い、日焼けを防ぎながらシミを退治していきましょう。

 

40・50代におすすめの日焼け止め ⇒

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シミを取りたい!40・50代のケアの基本!【古い角質を排除する】

シミを取りたい40・50代のケア

古い角質を排除することは、上記「なぜシミは増えるの?」の「1.肌細胞の老化」にあるように、シミ全体を排除することに繋がります。

 

ターンオーバー(肌の新陳代謝)が遅れる40・50代の肌には、古い角質が溜まっています。

毛穴の中の汚れや古い角質は、毎日のようにクレンジングや洗顔をしていても落ちません。

 

そのため「ピーリング」が必要になってきます。

しかし、クルミやマイクロプラスチック入りのピーリング剤を使った角質落としは、摩擦が加わるためシミには逆効果になってしまいます。

 

そこで行いたいのが、美顔器によるピーリングです。

イオン導出機能がある美顔器は微細な電気の力で、老化角質やメイク顔料、タバコの煙、排気ガス、ほこりなどを肌から離す効果があります。

 

美顔器によるピーリングは、刺激や摩擦を起こすことなく古い細胞が排除できるので、シミケアには基本の作業となります。

週2~3回程度、美顔器によるピーリングを行えば老化した細胞は常に除去され、やじるs新陳代謝が活発になるので、シミが気になる機会がグッと減ります。

 

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シミを取りたい!40・50代のケアでは【積極的に美白成分を導入する】

シミを取りたい40・50代のケア

積極的に美白成分を導入することは、上記「なぜシミは増えるの?」の「3.今まで蓄積された肌ダメージ」にあるように、肌全体を美肌に導くことに繋がります。

 

美白の有効成分は効果が異なり、シミの種類によって使い分けるのが効率よくシミケアを行うコツです。

厚生労働省の認可を受けているブライトニング有効成分は全部で19種類ありますが、主に使用されている成分は7種類です。

ここでは、美白ケア成分の7種類とケアできるシミの種類を解説します。

ビタミンC誘導体 メラニンを還元する
メラニンの排出を促す
メラニンの生成を妨げる
トラネキサム酸 メラニンを還元する
メラニンの生成を妨げる
アルブチン メラニンの生成を妨げる
4MSK メラニンの排出を促す
リノール酸S メラニンの排出を促す
メラニンの生成を妨げる
ニコチン酸アミド メラニンの排出を促す
カモミラET メラニンの生成を妨げる

厚生労働省の認可を受けていない成分

ハイドロキノン メラニンの生成を妨げる

ハイドロキノンは、医療機関などで用いられているブライトニング成分です。

チロシナーゼの働きを抑制し、シミ予防にも効果的で、別名「肌の漂白剤」とも言われています。

今までは、効果が高い反面、刺激も強く医師の処方がないと使用できないデメリットがありましたが、最近では新安定型ハイドロキノンが開発され、少量でも高い効果が得られるようになりました。

 

メラニンを還元する成分

メラニンを還元する成分とは、今あるシミを薄くする成分です。

メラニンを還元する成分でケアするシミ

・老人性色素斑(日焼けジミ)

・炎症後色素沈着(摩擦や傷跡ジミ)

・肝斑(かんぱん)

 

メラニンの排出を促す成分

メラニンの排出を促す成分とは、肌のターンオーバーを整えて、メラニンの排出をサポートする美白有効成分です。

メラニンの排出を促す成分でケアするシミ

・老人性色素斑(日焼けジミ)

・炎症後色素沈着(摩擦や傷跡ジミ)

・肝斑(かんぱん)

 

メラニンの生成を妨げる成分

メラニンを生成する成分とは、メラノサイトの活性化を抑える働きやメラニンに関係するチロシナーゼの働きを抑える成分で、新たなシミを作らせないといわれている成分です。

メラニンの生成を妨げる成分でケアするシミ

・老人性色素斑(日焼けジミ)

・炎症後色素沈着(摩擦や傷跡ジミ)

・肝斑(かんぱん)

・ソバカス

美白有効成分は、美白のスキンケアアイテムに必ず配合されている成分です。

どのようなタイプの美白有効成分なのかチェックし、自分のシミタイプに合ったものを選びましょう。

 

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シミを取りたい!40・50代のケアで必須!【女性ホルモンを整える】

シミを取りたい40・50代のケア

女性ホルモンを整えることは、上記「なぜシミは増えるの?」の「2.女性ホルモンの低下」にあるように、肝斑ケアに繋がります。

さらに、肝斑の対策に限らず、女性ホルモンを整えることはシミ対策に有効なのです。

 

女性ホルモンの1つ「エストロゲン」は、肌内部のコラーゲンの生成を促進し、肌のハリやツヤを生み出し、くすみのない元気な肌へと導く「美肌ホルモン」といわれています。

そのエストロゲンが減少すると、肌老化が起こります。

エストロゲンが減少すると

・ 肌の保水力がダウンし、乾燥しやすい肌へと変化させる

・ 新しい肌を生み出す力を衰えさせ排出力も遅くなり、ターンオーバーを乱してシミを定着させる

・ コラーゲンが生成されなくなり、肌はハリや弾力を失い、頬のたるみや毛穴のたるみを引き起こす

エストロゲンを体内で増やすことは不可能なので、エクオールやプラセンタサプリで女性ホルモンを整えて肌体力をアップさせましょう。

 

女性ホルモンを整えるとエストロゲン様作用で、シミをできにくくさせて色を薄くし、排除させやすくなります。

加えて更年期障害対策になるので、女性ホルモンを整えることは40・50代に必須です。

 

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シミを取りたい40・50代のケア方法は4つを同時に行う!

シミを取りたい40・50代のケア

シミを取りたい40・50代のケア方法は、上記の美白ケア4つを同時に行うと、効率よく肌トーンが上がります。

その理由は、40・50代のシミは複数の種類が肌の上で混在しているからです。

 

若い頃から紫外線にさらされてきた部分に「日焼けジミ(老人性色素斑)」ができ、ニキビ跡が「炎症後色素沈着」になって、30代以降に「肝斑(かんぱん)」があらわれてきた。

 

といったシミ状態の人は多いので、

・日焼け止めの塗り直しをして、紫外線を浴びないようにする

・美顔器のイオン導出などを利用して、古い角質を排除する

・自分に合った美白有効成分を選んで、美白成分を導入する

・女性ホルモンを整えるために、エクオールやプラセンタサプリを飲む

の4つを同時に行うと、今あるシミも薄くなり、これから出てくるシミの予防になります。

 

シミが無い肌は若々しく清潔感を持ち、健康的に見えるので、人に合うのが楽しくなりますよ。

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