移住先の決め方|自分にとって何が重要?10つのポイント

住まい
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移住先での生活の重要度を考える「体編」

病院/医療

田舎は都心に比べ、圧倒的に医師も医療設備も足りていません

常勤する医師の不足に悩み、医師派遣を利用する自治体も増えているそうです。
それでも、医師が足りない場合は、病院自体を閉鎖する動きも見られます。ある田舎では、公民館などで月に数回、医師が臨時診療するなんてことも。

「体には自信がある!」と思っていても、年齢を重ねると何があるか分かりません。救急車の到着も、都心とは比べ物にならないくらい遅いこともあるでしょう。

特に、持病を抱えている人は専門医が常勤している病院の近くを移住先に決めたいですね。定期的に通院することを考え、利用しやすい交通機関を調べておいてください。

気候

温暖な地方で暮らしたい。涼しい場所が好き。晴が多い土地がいい。など、いろいろな好みがあるでしょう。

私は、涼しいところを移住地と考えていますが、雪が多すぎる土地はNG。素人には「雪降ろし」の作業はできないと考えているためです。慣れている人でも、雪降ろしの作業中には事故がつきもの。ましてや高齢になると自分ではできないでしょう。

温暖な土地を選んで移住しても、水不足に悩むことや台風の被害を受けることもあるので注意が必要です。

 

 

食べ物

移住を決めた人に理由を尋ねると、美味しいものを毎日食べたいから!という声が返ってくることが多いです。

田舎では、海が近ければ魚が、農家が近ければ野菜や果物が新鮮な状態で安く手に入ります。

そのなかでも、田舎で美味しく感じるのは水です。質のよい水で育った野菜や魚、澄んだ水で炊いたお米は、ふっくらツヤツヤになり甘みも増します。

移住先での生活の重要度を考える「お金編」

仕事

移住してもお金がなければ、生活ができません。
仕事は、お金を稼ぐ手段です。移住先ではどんな仕事があるのかを、先に知っておくほうがいいでしょう。

仕事の内容も地域によって千差万別です。一次産業である「農業・林業・漁業・畜産業」はもちろん、事業の継承者を探している企業。また、起業者を応援している地域もあります。

今までデスクワークしかしてこなかった人でも、漁業に挑戦したい人や有機農業に興味がある人などに手を差し伸べる自治体もあります。研修や助成金などサポートが充実している地域では、新規従事者を温かく迎えてくれるでしょう。

 

 

補助 サポート

その自治体が考える「どんな人に移住してきて来て欲しいか」によって、サポート内容は変わってきます

子育て世代に移住してきて欲しい場合は、中学生までは医療費が無料だったり、出産奨励金を交付したりするでしょう。また、労働者を確保したい地域は、家の購入資金を一部交付したり、起業応援金を補助したりしています。

移住先で「どのような生活をしたいか」を考えながらサポート内容を検討してみてください。ピッタリマッチした地域があれば、それは運命かもしれませんよ!

学校 教育

小中学校の学費は、田舎も都会も大きな違いはありません。

ここで考えたいのは、塾や習い事にかかるお金です。
田舎へ行くと学校以外で学ぶ機会が少なくなり、教育を行けさせたい親は都市部まで通わせることになりますよね。

交通手段が車しかない場合は、親が運転する車の送り迎えが必要になり、
バスや電車が利用できても交通費がかかることになります。
そして、往復の移動時間も都会より大幅にかかるでしょう。

塾や習い事の費用+交通費+移動時間を「プライスレス」と考えるかどうかです

さらに、田舎の子は大学へ進学するとなると、都会のキャンパスを選ぶことが多いようです。そうなると、学費+一人暮らしの費用が掛かることになります。

しっかり教育を受けさせたい場合は、子どもが独り立ちするまで都市部で生活したほうがいいのかもしれませんね。

交通費

田舎は「高齢者の運転問題」に目を背けなければならないほどの車社会です。

電車やバスが利用できても、1時間に1本の運行だったり、終電が早かったりということも忘れてはいけません。そのため、1人1台の車が必要な地域もあります。車の運転が苦手な人は、練習が必要になるかも。

車の維持費やガソリン代を考えながら生活することが必須になります。

移住先での生活の重要度を考える「心編」

治安

昔の人は「東京は治安が悪い」と言いました。それは、正解であり誤解です。

まず都会と田舎では、犯罪の種類や通報率が違うことを理解しなければなりません。
人口密度が高い都会では、交通事故や痴漢、万引き、ケンカ、騒音などの通報受理件数が多いようです。 昨今では、虐待通報などもあるようですね。

しかし、田舎に行くと「警察沙汰は恥ずかしい」「大げさな」「子どもがしたこと」と、なあなあで済ませることも。ほとんどが顔見知りなので、示談、又は「叱っておくから」で終了することがあるそうです。

地方の治安を調べるときは、地元民に聞くより警察署へ出向き、調べたほうがいいのかもしれません。それでも、警察が把握していないトラブルは多そうですけどね。

自然

田舎といえば、自然の中でのんびりスローライフ!ですよね。

野鳥の声や四季折々の虫の動きを楽しみ、夕暮れまで海辺を散歩。広い畑で家庭菜園なんかもしてみたい!と、夢は広がります。

しかし、民家が少ない山里や、荒れやすい海に面した離島などは注意が必要です。

田舎は人が少なく、ライフラインが発達していない所があります。
水道や電気、ガスが確保できていても、インターネットがつながらなかったり、天候不順になると救急車が通行できなかったりと、都会の生活では考えられないことが起こります。

シニアになればなるほど、都市部に住んだ方が便利なのです。ほどほどの田舎を選んだ方がいいでしょう。

コミュニティ

田舎の生活が天国になるか地獄になるかは「コミュニティ」で決まるといっても過言ではないでしょう。

都会で暮らしていれば近所付き合いを必要としない場合があります。
「隣家の旦那さんの顔を知らない」なんてことは珍しいことではありません。自分で選択して“ぼっち”になることもあるでしょう。

しかし、田舎で“ぼっち”は許されないこともあります。

 

顔見知りだらけの生活をしていると自然に距離が近くなります。
小さい頃から「テストで何点取った?」「どこの学校に進学するの?」と聞かれ、帰宅すると洗濯物が取り込まれていたり、野菜が冷蔵庫に入れられていたりといったことが日常茶飯事。

田舎暮らしには、この生活に巻き込まれる覚悟が必要です。

 

田舎の中には、周りは親戚だらけなんて地域も。
先祖から代々、土地や家を引き継いできて、農業や林業を生業としてきた人たちは「助け合い」の精神を大切に暮らしています。そこに、得体のしれない“よそ者”が入ってきたら気持ちよくありませんよね。

 

「個人情報だから」なんてお高く留まっていたら、田舎の暮らしは長続きしません。

“ぼっち”にならないように、積極的に関わることが求められます

 

 

 

都会暮らしに慣れている人は関われるラインを決めておき、事前にコミュニティのリサーチをしておくといいでしょう。
「郷にいては郷に従え」の通り
新参者の心構えで田舎の生活が天国になるか地獄になるか決まるのです。
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