賃貸物件の内見は下準備が成功のカギ!見るべきポイントも紹介

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賃貸物件の内見方法|住んでから後悔しないために!

 

不動産会社と連絡が取れて「いよいよ希望物件にレッツゴー!」というとき、持っていきたい物やあらかじめ調べておきたい物事を紹介します。

画面で見る写真と実際に体感する内見は、まったく別物です。新鮮な驚きもあり、ときにはがっかりすることもあります。そのなかで魅力的な物件に出会うと、最初から家具の配置などを考えてしまうことも。しかし、内見のときにチェックしておかないと、住んでから後悔する場合もあります。

 

物件の内見までにしておきたい下準備

同じ時間帯で部屋の明るさをチェック

暮らすうえで部屋の明るさはとても重要な項目です。

内見のときは、今の部屋と比べることが基準となります。まず、内見の時間が決まったら、同じ時間帯の部屋内を見渡しましょう。例えば、物件に着くのが14時なら、今の部屋で14時時点の明るさを覚えておきます。リビングやキッチン、寝室、書斎、窓があるならトイレやバスルームもチェックしたいですね。

内見するときは部屋の明るさから見ていきます。各部屋を見ながら当日渡される図面に、今住んでいる部屋より2ポイント明るければ「+2」、今のキッチンより1ポイント暗ければ「-1」と書き込んでいきます。
実際に家具を運び入れると、明るさは1~2ポイント暗くなるでしょう。

このように数値化することで、物件選びがスムーズになります。

 

大きい家具のサイズを測る

冷蔵庫やデスクなど解体して運べないものは、あらかじめ高さや横幅、奥行きといったサイズを測っておきます。

測っておきたい家具

  • 冷蔵庫
  • 食器棚
  • デスク
  • タンス
  • 収納ケース
  • 洗濯機
  • ドレッサー
  • ソファー
  • テレビボード

キッチンでは、冷蔵庫や食器棚などが収まるのか。また、置いたあとの動線を確保できているか。書斎にデスクを置いても窓を塞がないか。機材に合わせたコンセントの場所や数はあるか。押し入れに収納ケースを入れても扉は閉まるのか。などは、目測では判断できません。

 

私が聞いた中で1番の悲劇は、新しい洗濯機がドアを通過できなかったことです。

新築のアパートに引っ越したタイミングでドラム式の洗濯機を購入したところ、ドアの横幅が狭く洗面所に入らなかったそうです。梱包を外していなかったので返品出来ましたが、「こんなことなら、前の洗濯機を捨てるんじゃなかった」と後悔していました。

 

収納品の量を把握しておく

扇風機や加湿器などの季節家電や布団、消耗品などの収納スペースは重要です。

居住スペースを広く取っている物件は、収納が少ないことがあります。必ず、今の収納の広さや奥行き、何がどれだけ入っているか、どれだけのスペースが必要なのかを確認しておきましょう。

 

物件の内見当日に持っていくもの

  • メジャー
  • 方位磁石
  • スマホ(カメラ)
  • 家具のサイズなどを書いたメモ
  • サインペン(色付きが良い)
  • クリップボード/クリアファイル
  • 付箋

メジャーや方位磁石、スリッパは不動産屋が用意してくれるかもしれませんが、サイズを書いたメモなどは忘れないようにしてください。ボールペンだと見づらくなる場合があるので、色付きのサインペンは、白黒の間取り図に書き込むのに便利です。

そして、持っていくものしてオススメしたいのがクリップボードクリアファイル付箋です。

私の場合、同じ日に3~4件を内見できるように調整してもらいます。1日1件ずつだと効率悪いですからね。物件に着くと間取り図を渡されますが、紙一枚だとペラペラして見にくくメモしづらいんです。だから、クリップボードかクリアファイルに挟んでいます。

付箋は各物件の写真を区別しやすいように「物件1、2」や「〇〇マンション」などと書いて、持参しています。上の写真のように、ペタッと貼って写真を撮るのに便利ですよ。写真が混ざっても分かるので、トイレはどちらが広いか、キッチンはどちらが使いやすいかなど比べやすくなります。

 

 

物件の内見チェックで押さえたいポイント

日当たりや明るさを確認

部屋の向きは間取り図で確認できますが、隣接する建物や日差しの入る量で明るさは変わっていきます。ベランダの日当たりによっては、洗濯物がなかなか乾きにくくなってしまう場合も。下準備しておいた今の部屋の明るさを基準にして、間取り図に書き込んでいきましょう。

家具を置いた場合の動線を確認

住まいは、ゆったりくつろげる場所にしたいですよね。そのため、家具がぎっしり詰まって歩きにくくなるのは避けたいものです。

テレビボードを置いてソファーを置いても動線は確保できるか。キッチンでは、冷蔵庫や食器棚、レンジなどを置いても通れるか。寝室は、ベッドとタンスを一緒に置けるか。などをきちんと測って確認しましょう。目測で「大丈夫だろう」と判断してはいけません

ニオイや音は気にならない?

下水や浄化槽などの水周りやタバコのニオイ、外から入ってくる飲食店の料理のニオイ、そして車のエンジン音や酔っ払いなどの騒音。「この程度なら大丈夫!」と思っても、気になりだすと我慢できなくなることがあります。

高さは充分にある?

 

 

間取り図では分からないのが、梁(はり)などの出っ張りやちょっとした段差です。

背の高い人は梁で頭をぶつけやすいし、慣れない家の段差は気を付けないと危険ですよね。

 

 

インターネット環境は整っているか

有線で利用する場合は、コードが邪魔にない位置にルーターがあるか。無線の場合も、ルーターの置き場所によっては電波が弱くなる場合があります。

我が家の場合、Wi-Fiを利用しているので光コンセントの設置が必要でした。マンションタイプなので、工事費用15,000円の出費。退去の際には、撤去工事が必要な場合もあります。

窓はスムーズに開閉できる?カーテンの長さを確認

窓は必ず開閉して、動きをチェックしておきましょう。動きが悪いときは、不動産屋に修理してもらえるかを確認。外からの騒音がひどい場合には、二重サッシにしてもらえるか交渉するのもオススメです。

その際に、カーテンの長さもチェックしたいですね。カーテンは意外と高いので、買い替える必要があるのか、そのまま今のものを使えるのかも検討する必要があります。

カビや汚れ、傷をチェック!

湿気がこもりやすい風呂場や押し入れ、下駄箱はカビが発生しやすい個所です。カビは、洋服やバッグなどをダメにするのはもちろん、健康被害にもつながります。

室内の汚れや傷もチェックして、入居前にカビや室内の汚れ、傷を補修してもらえるかを確認しましょう。事前に確認しておかないと、自分が退去する際の「敷金」に影響する可能性が。入居前に、写真を撮っておくのもオススメです。

セキュリティーは揃っている?

今や防犯カメラは当たり前。オートロックが無くても、TVモニター付きインターフォンは欲しいところです。出来れば、ディンプルキーの物件が安全ですね。

 

 

管理は行き届いてる?住民トラブルは?

住んでみないと分からないことは多いですが、内見のときにチェックできる個所があります。

それは、ゴミ置き場や郵便受け、掲示板です。荒らされていたり異様に汚れていたりする場合は、住民の意識が低いことが考えられます。2年前の掲示物がそのまま貼られていたり、落書きが残されていたりする場合は管理が行き届いていない可能性があります。

また、掲示板に「騒音クレームが近隣からきています!」と貼られていたり、共有廊下に自転車等が堂々と置いてあったら要注意。住民トラブルが発生している物件かもしれません。

 

物件の内見は近隣状況も忘れず確認!

近すぎるコンビニやスーパーは騒音被害も

日中にぎわうスーパーや、深夜まで営業してるコンビニは、近すぎると騒音に悩まされることがあります。適度な距離があるといいですね。

同じように、飲食店も近すぎないほうがいいでしょう。焼肉屋が近くにあると、ニオイでお腹が空くことも。虫やネズミの心配も出てきますよね。

駐車場は出入りしやすい?

車を所有している人は、駐車場も忘れずにチェックしましょう。出入りがしやすいか、近くの道路に渋滞スポットはないか。「事故発生現場」なんて看板があったら、注意が必要かもしれません。花束が置かれている駐車場は要注意です。

治安レベルも調べよう

街灯の数や人通りを見て、深夜でも安心できる環境かを判断することも大切です。駅が近ければ駅まで歩いて、信号の数や待ち時間、車の交通量、駐輪場の状況なども合わせてチェックしたいですね。

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