ファンデーションが毛穴に入り込む
鼻だけでなく、ホホの毛穴開きが目立つ
という50代は、顔全体の毛穴を引き締めましょう!
50代の開き毛穴と若い頃の毛穴開きの違い
50代の「開き毛穴」と若い頃の「毛穴開き」は、メカニズムや原因が違います。
まずは、違いを確認しておきましょう。
10代の毛穴開き | 50代の開き毛穴 | |
部位 | 鼻 | ホホ |
原因 | 皮脂分泌の過多 | 肌のたるみ |
特徴 | 角栓が詰まる | 毛穴が縦長に開く |
10代の毛穴の開きは、皮脂が過剰に分泌されることが主な原因となっています。
皮脂量が過剰に増えることで皮脂腺の出口が大きくなってしまうため、毛穴が目立ってしまうのです。
対して、50代の開き毛穴は、たるみが大きな原因です。
加齢による肌の下垂は、毛穴部分を下に引っ張るように広げるので、毛穴が開いている状態になってしまいます。
50代の開き毛穴は「たるみ」が原因
50代の開き毛穴の原因は「たるみ」であることが分かりました。
では、どうして肌はたるむのでしょうか?
その大きな原因は「加齢」です。
50代の肌は加齢によってたるむ
加齢は肌にとって悪い影響を与え、メリットはありません。
具体的に加齢が肌に与える影響を見てみましょう
加齢による3つの低下
・筋力の低下
表情筋が衰えると、肌を支える力が弱くなるため、肌がたるんできます。
・肌弾力の低下
コラーゲンやエラスチンが減少し、肌弾力が低下すると、たるみを進行させる原因となります。
・代謝機能の低下
代謝機能が低下すると、肌は適切な水分量が保持できなくなり、たるみを加速させます。
50代の開き毛穴を引き締める5つのポイント
50代の開き毛穴を引き締めるため、具体的な方法を紹介します。
50代の開き毛穴を引き締めるポイント
1. 紫外線対策
2. 表情筋マッサージ
3. 乾燥・栄養補給ケア
4. ホルモンバランスを整える
5. 睡眠改善 / ストレスの解消
1.紫外線対策
50代の開き毛穴を引き締めるポイントで最も重要なのは、紫外線対策です。
太陽の光を無防備に浴び続けることによる紫外線ダメージは「光老化」とよばれ、肌トラブルを引き起こす老化現象に繋がります。
これは、太陽の光に当たることがない部位には、年齢を重ねてもシミやシワが見られないことからも分かるでしょう。
紫外線に含まれてる波長の長いA波は、肌の最も深い真皮層にまで達して、肌の弾力やハリを形成するコラーゲンやエラスチン繊維を破壊します。
加えて、活性酸素を発生させ、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸を生み出す肌の繊維芽細胞を劣化させてしまうのです。
つまり紫外線ダメージを受けると、肌内部の水分や弾力、ハリ、ツヤが失われるので、どんどん肌がしぼんでいってしまうということ。
肌がしぼむと毛穴がグイッと広がり、毛穴まわりの皮膚がしぼむと毛穴が涙型状に広がってしまいます。
この結果、涙型に広がった毛穴と毛穴が繋がって帯状毛穴になるのです。
50代の開き毛穴を引き締める紫外線対策
・日焼け止めを1日2回は塗り直す
紫外線は1年中降り注いでおり、冬の寒い日でも、曇り空でも、紫外線は透過して私たちの肌にダメージを与えます。
そのため、日焼け止めは1年中付けておきましょう。
また、日焼け止めは塗り直しも必要です。
肌に密着するように塗る日焼け止めは、汗や皮脂で肌から浮き、流れやすいので1日2回は塗り直すこと、特に夏は2~3時間ごとに塗り直すのが理想です。
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2.表情筋マッサージ
50代の開き毛穴は、たるみによって下に引っ張られるので、表情筋を鍛えてたるみ自体を改善しましょう。
表情筋が衰えると、開いた毛穴が重力に負けて下に引っ張られてしまうので、細長い涙型の形状として見えます。
涙型に開いた毛穴は、「帯状毛穴」という毛穴同士が繋がってシワや筋のような大きなものになる状態になるかもしれません。
肌の土台となる表情筋は、年齢とともに固くなり、血流やリンパの流れを滞らせます。
すると肌奥に溜まった老廃物が溜まってしまい、余分な脂肪がついたりむくみの原因になり、それがたるみに繋がってしまうのです。
そのため、血流やリンパの流れをマッサージによって正常に保つことは、たるみ毛穴の改善に欠かせません。
50代の開き毛穴を引き締める表情筋マッサージ
天然石や牛の角からできたプレートで肌を擦り、圧をかけて血液やリンパの流れを良くするカッサや、手指で行うマッサージもありますが、50代の肌には摩擦の負担が大きくかかってしまいます。
50代の開き毛穴を引き締める表情筋マッサージは、美顔器のEMSによるマッサージが有効でしょう。
EMSは刺激を与えて筋肉を鍛えることにより、ホホや目元、口元の肉をスッキリさせることができ、顔全体のマッサージができるので、たるみを解消しながら毛穴を引き締めることができるのです。
2022年版40・50代のおすすめ美顔器!たるみは引き締めて解消
3.乾燥・栄養補給ケア
50代の開き毛穴を引き締めるスキンケア方法で有効なのは、乾燥・栄養補給ケアです。
50代になると、加齢によって水分量や皮脂量が低下するため、肌のバリア機能が保てなくなります。
すると、肌細胞の育成に必要な栄養が確保できず、元気な肌を育てることができません。
そのため、紫外線ダメージや外部刺激に反応しやすくなって、たるみやシミ、吹き出物などを引き起こしてしまうのです。
若い頃より肌が敏感になった。と感じるのは、このためでしょう。
乾燥防止はもちろん、肌トラブルを避けるためにも保湿ケアはしっかりと行うことが重要です。
50代の開き毛穴を引き締める乾燥・栄養補給ケア
皮膚の水分や皮脂量を補充し、潤いを保つためには、乾燥・栄養補給ケアが欠かせません。
APPS(ビタミンC誘導体)
美白やアンチエイジングなどにも有効とされているビタミンC誘導体は、皮脂の過剰分泌を抑え、毛穴を引き締める働きがあります。
とくに、ビタミンC誘導体の中でも強力な作用が期待できるAPPSという成分は、50代の開き毛穴をキュッと引き締めてくれるでしょう。
セラミド
皮膚の角層にある細胞や水分をつなぐ役目を持っているセラミドは、高い保湿作用が期待できる成分です。
コラーゲン
コラーゲンはハリをアップさせる作用があるため、毛穴が目立たなくなります。
年齢に合ったオールインワンは、メリットが大きく、人気のスキンケア方法です。
年齢に合ったオールインワンのメリット
・ 時短になる
・ 肌負担が少ない
・ コスパが良い
・ 美容成分の過不足が無い
若い人向けのオールインワンだと「物足りないな」と感じることが多くありますが、年齢に合ったオールインワンは継続することで若々しい肌を保つことができるでしょう。
オールインワンは40・50代の肌悩み別に選ぶ!ランキングで紹介
4.ホルモンバランスを整える
30歳を過ぎると、毛穴の周りのコラーゲンが減少するだけでなく、卵巣由来のエストロゲンが低下し男性ホルモンが増加します。
女性ホルモンに含まれるエストロゲンには、コラーゲンの生成を促しながら美肌を作る役割があるので、50代になってエストロゲンの量が減ると、肌のハリ成分の生成量が減って毛穴も目立ってくるのです。
加えて、今まで抑えられてきた男性ホルモンが優位に立ち、皮脂の分泌を促進するのでテカリや毛穴開き、ニキビができやすくなります。
すると、皮脂の分泌増加や毛穴の周囲の組織の緩みが起こり、楕円形に毛穴が開いてきます。
50代の開き毛穴を引き締めるホルモンバランスを整える
一見、毛穴とホルモンバランスには関係がなさそうに見えますが、更年期障害対策でエストロゲンを安定させると「肌がキレイになった!」という声も聞こえます。
エストロゲンを自分の体内で増やすことはできないので、婦人科での治療や食事、サプリなどでホルモンバランスを整えましょう。
その中でもっとも効率が良いのが「エクオールサプリ」です。
エクオールサプリは、多くの女性は体内で大豆をエクオールに変化させることができないので「最初からエクオールに変化させて体内に入れれば効果が出やすい!」と開発されたサプリです。
更年期障害予防や解消にも効果が期待できるので、50代の人は試してみてください。
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5.睡眠改善 / ストレスの解消
50代の開き毛穴対策には十分な睡眠やストレス解消も効果的です。
睡眠中には「若返りホルモン」と呼ばれる成長ホルモンが分泌されます。
成長ホルモンは、骨や筋肉、皮膚の成長促進、代謝機能の調整など体のさまざまな機能に作用し、肌の水分やコラーゲン、ヒアルロン酸の量を増やす働きもあります。
そのため、睡眠不足などで成長ホルモンの分泌が減少すると、肌のハリや弾力が弱まり、さらに、代謝機能も低下するため、ターンオーバーが乱れて肌がたるみやすくなるのです。
また、ストレスもコラーゲンを減らす原因となり、興奮ホルモンである男性ホルモンを増やしやすいので、皮脂を増やし毛穴を広げてしまいます。
50代の開き毛穴を引き締める睡眠改善 / ストレスの解消
「睡眠の質改善」や「ストレス解消」といった言葉をよく耳にしますが、50代になると両方とも難しくなります。
それは、自分の生活習慣が固まっているため。
例えば、0時に寝ていた人が睡眠時間を長くしようと、いきなり21時に布団に入っても入眠しづらいでしょう。
また、ストレス解消に運動を始めよう。と思っても、運動習慣がないと継続しにくい傾向があります。
入眠できなかったり継続できないことが、ストレスになる可能性もあるので、自分が出来る範囲で生活を楽にしていくことがおすすめです。
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