たるみ毛穴でファンデが上手くのらない!
開いた毛穴を何とかしてツルツル肌になりたい
肌がボコボコしてくすんでいるように見える
たるみ毛穴は引き締めることで目立たなくなりますよ!
40・50代のたるみ毛穴を改善するには時間がかかる
40・50代のたるみ毛穴を解消・改善するには、しっかりケアをしても時間がかかります。
たるみ毛穴を解消する効果的な方法は、肌を引き締めることですが、引き締めを始めてもなかなか毛穴はキュッと締まらないからです。
順番でいうと、二重アゴ、ほうれい線、目の下のたるみ、たるみ毛穴の順で改善していくことが多いようです。
エステティシャンに話を聞いてきました!
「ほうれい線」や「二重アゴ」の悩みなら8~10回のコースをすすめ、実際にすっきりしたフェイスラインになるには6回以上の施術が必要です。
比べて「たるみ毛穴」の解消には、20回程度のコースが必要だと思います。
しかも、たるみ毛穴は2週間程度で元に戻ってしまうので継続的なケアが大切です。
プロが施術しても「たるみ毛穴」の解消は時間がかかるようですが、継続することができる人なら自分で毛穴改善はできます!
まずは、「開き毛穴」と「たるみ毛穴」の違いから見てみましょう。
開き毛穴は40・50代でたるみ毛穴になっていく
「開き毛穴」とは、鼻周りの毛穴が開いてファンデが毛穴に詰まったり、開いた毛穴の凹凸の影で肌がくすんでしまうことをいいます。
40・50代になると、開いた毛穴は「たるみ」が原因で下に引っ張られ、涙型に穴があいたような「たるみ毛穴」となっていくのです。
この「開き毛穴」と「たるみ毛穴」が発生する原因はメカニズムが違うので、まずはその正体を解明してみましょう。
開き毛穴とたるみ毛穴の違い
開き毛穴 | たるみ毛穴 |
10~30代に多い | 30~60代に多い |
肌乾燥や紫外線の影響によって皮脂の過剰分泌が起こり、毛穴が押し広げられている | 加齢や肌ダメージによって肌のハリが減少した結果、肌がたるんで毛穴が縦長に伸びて広がっている |
皮脂の過剰分泌が原因 | 肌のたるみが原因 |
鼻・眉間に多い | 鼻・ホホに多い |
詰まった角栓や皮脂が酸化して黒ずむのが特徴 | 下に引っ張られたように涙型の穴が空いているのが特徴 |
10~30代に多い「開き毛穴」では、過剰に分泌した皮脂が毛穴周辺で黒く酸化たり、広がった毛穴に角栓が詰まることで毛穴が開きっぱなしになります。
30~60代に多い「たるみ毛穴」は、その形から「涙型」や「しずく型」とよばれ、たるんだ肌と共に下垂して毛穴が開きっぱなしになってしまうのです。
開き?たるみ毛穴?チェックして毛穴状態を確認しよう
開き毛穴チェック!
☑ 毛穴の形が丸型
☑ Tゾーンが脂っぽい
☑ 毛穴が黒く見える(イチゴ鼻である)
☑ 夕方になるとメイクが崩れる
☑ 脂っこい食べ物が好き
☑ 洗顔後もくすみが気になる
☑ 肌を触るとザラザラしている
たるみ毛穴チェック!
☑ 毛穴の形が楕円形になっている
☑ 主にホホの毛穴が目立つ
☑ 肌のハリが感じられなくなった
☑ ほうれい線や目元のたるみが気になる
☑ 乾燥肌である
「開き毛穴」と「たるみ毛穴」を単純に区別するなら、毛穴の形を確認する方法が早いです。
しかし、開き毛穴の人が年齢を重ねてたるみ毛穴へ変化していくこともあるので、念のため自分の毛穴タイプを確認しておきましょう。
40・50代のたるみ毛穴|肌がたるむ原因は
40・50代の肌がたるむ原因は3つあります。
1.肌の乾燥
2.ハリ不足
3.表情筋の衰え
1.肌の乾燥
40・50代は、ほぼ全員が乾燥肌だといわれています。
加齢による肌乾燥は、大きく分けると2つの原因があり、それぞれケアができます。
・エストロゲンの減少
40代になると女性ホルモンの分泌が急激に減少していき、体中の肌が乾燥していきます。
その理由が女性ホルモンの一種である「エストロゲン」です。
エストロゲンには女性らしさを維持する役割があるので、コラーゲンを増やしてぷるぷるの肌を作り出していました。
しかし、エストロゲンが体の中で低下していくと、肌のハリが無くなっていき、肌内部の水分量が保てなくなります。
こうして肌の乾燥が引き起こされるのです。
エストロゲンは卵巣機能の衰えにより減っていくので、自分の体内で増やすことはできません。
そのため、多くの40・50代の女性は、更年期対策サプリである「エクオール」や「プラセンタ」の摂取で肌乾燥を防いでいるのです。
とくにエクオールは、更年期障害の症状緩和・改善に役立てられているサプリです。
・ターンオーバーの遅れ
肌の生まれ変わりを意味する「ターンオーバー」の遅れも、肌乾燥を加速させる要因になります。
一般的に、美肌のピークである20代のターンオーバーは28日周期ですが、40代になると45日周期になるといわれています。
ターンオーバーが遅れて45日間も放置された角質は、肌表面で固くなって肌内部の水分を奪っていきます。
そのため、肌が乾燥しやすくなるのです。
ターンオーバーが遅れるのは、ホルモンバランスの乱れや紫外線の影響、臓器の衰えによる細胞生産の遅れ、ストレス、睡眠・栄養不足など、いろいろ原因があります。
これらの原因を一つひとつ改善していけばいいのですが、それは難しいでしょう。
だからこそ、ターンオーバーを助けるピーリングやイオン導出などに人気が集まるのです。
2.ハリ不足
ハリを支える「コラーゲン」と「エラスチン」は、20代をピークにしてだんだん減っていきます。
減少する理由は、コラーゲンやエラスチンを生み出す線維芽細胞の機能が衰えていくからなので、自力で止めることはできません。
さらに、本来プルプルしているコラーゲンは糖化の影響で硬くなり、質まで低下してしまいます。
そして、輪ゴムのように伸縮していたエラスチンも硬くなって、弾力を失い、伸びたら伸びっぱなしの状態になっていくので、ハリは低下していくのです。
3.表情筋の衰え
表情筋が衰えるのは、加齢と無表情が原因だといわれています。
人は年を取るごとに体の筋肉が衰えますが、表情筋も徐々に衰えていくのです。
加えて、無表情も表情筋に衰えに関係しており、これはスマーフォンの普及や口元を隠すマスクの影響もあるでしょう。
表情筋が衰えると、上手く笑えなくなったり、口角が下がって「怒ってる?」と心配されたり、皮膚を支えるパワーが低下するのでシワやたるみが目立ってくるのです。
40・50代のたるみ毛穴を改善する必要性
たるみ毛穴を放置するのは悪循環の始まり
たるみ毛穴を放置していても何もいいことはありません。
それどころか、肌トラブルの悪循環に陥ってしまうのです。
たるみ毛穴に皮脂や角質が詰まると、詰まり毛穴が炎症して、治った頃には毛穴が広がったまま固定してしまいます。
すると、広がった毛穴が詰まり、炎症を起こして……というように、肌の凹凸が悪化して老け顔になっていくリスクが高くなります。
この状態でたるみをケアする美容液を使っても、効果はほとんど発揮されません。
肌を畑に例えると、石や乾いた砂が散乱した土地に肥料を撒いても畑の土壌は改善せず、ただ害虫がつきやすい状態になっているといえるでしょう。
たるみ毛穴をケアするなら、肌全体を清潔にしながら肌全体の引き締めが必要です。
40・50代のたるみ毛穴を改善するには
40・50代のたるみ毛穴を改善するには4つのステップが必要です。
1.クレンジング・洗顔だけでなく、角質を落とす洗浄をする
2.「こんなに!?」というくらい保湿をする
3.表情筋を鍛えて、肌全体を引き締める
4.女性ホルモン様成分を摂取する
1.クレンジング・洗顔だけでなく、角質を落とす洗浄をする
メイク落としや肌表面の汚れを取るだけでなく、毛穴の中や溜まっている角質を落として肌を清潔に保つことから始めましょう。
・ピーリング
ピーリングとは、肌表面にこびりついた角層細胞同士の結びつきをゆるめ、不要になった表面の角層細胞の剥離を促すものです。
一般的にフルーツ酸(AHA)とよばれる「酸」や、洗顔料などに配合される「酵素」、物理的な刺激で剥がして落とす「スクラブ」があります。
・イオン導出
美顔器が持つ機能の一つ「イオン導出」は、電流の流れを利用して、落としきれなかったメイク汚れや毛穴の中のゴミ、肌表面の角質を優しく除去します。
美顔器によって機能の名前は異なり「イオン導出」「イオンクレンジング」などの呼び名があります。
2.「こんなに!?」というくらい保湿をする
乾燥している40・50代の肌は、たっぷりと保湿をして肌内部から潤わせることが重要です。
乾ききっている土に水をかけても、浸透しないで表面に水たまりを作るだけですよね。
肌も同じように、40・50代の肌に化粧水を2、3度付けしても肌表面に留まるだけです。
そのため、導入美容液やイオン導入を利用して、肌内部まで水分を届かせましょう。
・導入美容液
導入美容液とはブースターともよばれ、洗顔後すぐにつけるとスキンケアの角質層までの浸透をサポートしてくれる美容液のことです。
導入美容液・ブースターセラム・ブースターローション・拭き取り用化粧水・プレ化粧水などと表記されていることもあります。
・イオン導入
美顔器が持つ機能の一つ「イオン導入」はイオン導出と反対の作用があり、皮膚に微弱な電流を流すことで、コットンや手で塗るだけでは肌の表面にしか届かない水溶性の美容有効成分を、肌の奥深くまで浸透させることができます。
美顔器によって機能の名前は異なり「イオン導入」「イオン」「コアパルス」などの呼び名があります。
エステ級の美顔器「エステプロCII」はメガ導入!
美顔器のイオン導入には、浸透できる成分が限られるという弱点があります。
イオン導入で浸透できる成分 | イオン導入で浸透できない成分 |
イオン化できる美容成分や分子量の小さなもの | イオン化できない美容成分や大きいサイズの分子 |
ビタミンC・アミノ酸・プラセンタ | ビタミンA・油溶性ビタミンC・ヒアルロン酸 |
しかし、シーズラボ(ドクターシーラボ運営のエステ)の美顔器「エステプロCII」は、イオン導入を進化させた「ポレーション」という機能があり、イオン化できないサイズの大きい美容成分も浸透させる力があります。
そのため「手持ちの美容液の浸透パワーを上げる」「とくに浸透させたい美容成分をドバっと入れる」「イオン化できない美容成分や大きいサイズの分子も肌奥に届ける」といったことができる美顔器です。
「エステプロCII」ポレーション機能で届けたい成分 |
ヒアルロン酸やコラーゲン、トラネキサム酸、水溶性・油溶性ビタミンC、アミノ酸、プラセンタ など |
「エステプロCII」の使い方|3回使えば取説要らず ⇒
3.表情筋を鍛えて、肌全体を引き締める
40・50代のたるみ毛穴を改善するには、表情筋を鍛えることがもっとも重要なポイントです。
表情筋をトレーニングする方法は、ネット上にあふれています。
その方法は、「口の中から舌で皮膚を押し出す運動」や「口を動かして頬骨筋をストレッチする方法」、「かっさで血行を良くする」など自分で出来るものばかりですが、この方法で「効果があった!」という人を私は知りません。
やはり、効果的に表情筋を自分で鍛える方法は、美顔器に頼るのが効果的でたるみ毛穴解消の早道になります。
美顔器のEMS機能
美顔器の機能「EMS」とは「Electrical Muscle Stimulation(電気的筋肉刺激)」の略。
電気の刺激を与えて筋肉を動かす機能ということで、鍛えにくい表情筋をトレーニングして引き締めることができます。
もともと「EMS」はエステなどで、肌全体のたるみやシワ、ほうれい線、二重アゴ、むくみ改善、顔痩せに用いられ、お腹周りや太ももなどのシェイプアップにも使われていました。
家庭用美顔器でもパワーが充分あるEMSが搭載されるようになり、多くの人がたるみ解消に役立てています。
とくにおすすめの美顔器 ⇒
4.女性ホルモン様成分を摂取する
40・50代のたるみ毛穴を解消する方法の最後は、足りなくなったエストロゲンと同様の成分を摂取することです。
その理由は、肌がたるむ3つの原因である「乾燥」「ハリ不足」「表情筋の衰え」に関係が大きいから。
女性ホルモンの一種「エストロゲン」には、外見を美しく保つ役割が3つあります
・自律神経を安定させ、ストレスから身を守る
・コラーゲンの生成を促し、肌の潤いやハリを保つ
・筋幹細胞に作用し、筋力維持や筋再生を正常化する
エストロゲンが減少することで、これらの作用が働かなくなり、たるみ毛穴は進行していくのでしょう。
つまり、女性ホルモンに体を守られていた女性は、女性ホルモンが減少することで外見に変化が生まれてしまうということです。
そこで、エクオールやプラセンタを摂取して、女性ホルモン減少が引き起こした肌老化をくい止める方法もたるみ毛穴ケアには効果的と言えます。
更年期障害全体を解消する「エクオール」ランキング!
加齢した女性の美も上げる「プラセンタ」ランキング!
最も早く簡単に「40・50代のたるみ毛穴」を改善するのは美顔器
たるみ毛穴を解消する美顔器の選び方
1.角質や毛穴の中の汚れまで排出できる機能がある
イオン導出・イオンクレンジング など
2.美容成分を肌奥までしっかり届かせる機能がある
イオン導入・コアパルス・ポレーション など
3.肌を引き締める・筋肉を鍛える機能がある
EMS など
これらの機能は必須です。
たるみ毛穴を解消する美顔器の使い方
1.汚れをしっかり排出する
2.肌に浸透させたい成分入りのゲルを塗る
3.導入機能とEMS機能をONにして、美顔器のヘッドを下から上へ、中から外へ、ゆっくりと動かす
筋肉運動はお休み時間を入れることで、効率よく鍛えられます。
美顔器のお手入れを1度行ったら、2~3日のインターバルを置いて、2回目のケアをするようにしましょう。