毒親と田舎住民の思考は似ている!?移住後にできること3つ

いなか裏話
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「毒になる親/一生苦しむ子供」は 田舎住人と類似!?

アメリカ南カルフォルニアで医療関係のコンサルタント、グループセラピスト、インストラクターを務めながらテレビやラジオで活躍してきたスーザン・フォワード。

この人が書いた本「Toxic Parents, Overcoming Their Hurtful Legacy and Reclaiming Your Life」は、1999年に「毒になる親 一生苦しむ子供」というタイトルを付けられ、日本で発売されました。

「毒になる親」では、子どもに悪影響を与える親を「毒親」と定義し、そのパターンは7つに分けられるといいます。

  1. 「神様」のような親
  2. 義務を果たさない親
  3. コントロールばかりする親
  4. アルコール中毒の親
  5. 残酷な言葉で傷つける親
  6. 暴力を振るう親
  7. 性的な行為をする親

私はこの本を読んでいくうちに、毒親の行動や思考は子どもに対してだけでなく、周りにも影響を与えることだと感じました。

毒親と田舎住民との類似性

上から押さえつけ、理不尽なことを要求し、自分が満足しないと気が済まない。このような自分勝手な考えをする人は、家族だけでなく親戚や近隣住民にも不満をぶつけ、自分に従わせようとするでしょう。それは、閉鎖的な田舎に多いかもしれません。

毒親のパターンの中で周りにも影響を及ぼすのが、「「神様」のような親」「コントロールばかりする親」です。私が絶対正しい!と思っている人は、脅したり懐柔したりして他人をもコントロールしようとします。

交流が密で、信頼関係が深まりやすいのが田舎です。良い影響も悪い影響も受けやすくなる閉鎖的な環境は、そこに住む人たちを毒親思考に促すのも容易なのかもしれません。

移住をして新しく人生を始める前に、毒親の思考を持った田舎の住民がいることを知っておいてください。

 

「神様」のような親―自由を奪う田舎住民

スーザン・フォワードは、「神様のような親」とは自立心を奪う行動を取る人だといっています。ここで表現する「神」とは、キリスト教の神、唯一神のことです。

キリスト教の神は、超越的な存在とされています。その神は、我々、子羊を救う雄大な心を持つ反面、自分のルールに従わない場合には重い罰を課すことも。それは「ノアの箱舟」や「ソドムとゴモラの罪」から分かるように、「神の意に従えなければ皆殺しだ」といった乱暴な結末からも分かります。

神は、反抗や裏切りを許さず「私を信じて従っていればいい」と考えているのかもしれません。

「神様」のような親

自分一人で生きていけない幼い子どもにとって、親や養育者は神に等しい存在です。ご飯を食べさせ、服を着せ、言葉を覚えさせるのは親や養育者。何も知らない子どもは、教わりながら育っていきます。

やがて何もできなかった子どもは、好みや観念が育って、自我が芽生えてくるでしょう。そうやって自分で生きる術を学んでいくんですね。そこで勃発するのが、親や養育者への反抗です。

理解があって安定している親なら、反抗されても子どもの自我を見守り、耐えることができます。しかし神様のような親は、価値観の違いや反抗を許せません。一般的な親や養育者は子どもの成長を喜び、自立を望むはずです。反対に、教えたことを実践しない子どもを「親を攻撃して裏切った者」として扱ってしまうのが「神様のような親」なのです。

自由を奪う田舎住民

初めてその土地で暮らそうとする人は、地域に慣れるために近隣住民と交流を図っていくでしょう。そこのルールを知らない人は、周りから情報を集め、教わりながら馴染んでいきます。しかし、そこに立ちはだかるのは、新参者を快く思わない住民や、先に住んでいた方が偉いと考える人たちです。

自由を奪う田舎住民は、新しく輪に入ろうとしている人へ「~してはならない」「~さんに逆らってはいけない」「ここは、そういう地域だ」と教え込みます。

田舎の地元住民が言う「~してはならない・しなくてはならない」などの具体例例として、次のものがあげられます。

  • 週1回は、山の清掃をしなくてはならない
  • 青年団に入らなくてはならない
  • お祭りのときには、週3回の練習に参加しなくてはならない
  • ゴミ捨ては朝6~8時の間に済ませなくてはならない
  • 家の鍵をかけてはいけない
  • 庭の隅に柿の木を植えなければならない

これらのローカルルールは「自分たちと同じように生きろ」と強制している項目です。

 

理屈が通らない田舎住民の慣例

清掃を行ったり地域活動をしたり、というのは、地域の美化や防災・防犯のため必要なことです。しかし、「週3回のお祭り練習」や「家の鍵をかけてはいけない」というのは、今の世の中に合わない話です。ましてや、庭に内を植えようと土地所有者の自由だと思いませんか?

そのルールができた理由は「〇〇したら稼ぎが増えた」「△△しなくなったら災いが止まった」などの、古人の成功体験によるものかもしれません。ですが、慣例になっている今では、なぜその決まりができたのかが分からなくなっていることも多いでしょう。

「庭の隅に柿の木を植えなければならない」などと自由を奪い、自分たちと同じ生活をするようコントロールするのは、変化に対する嫌悪からきている行動。そこで生きてきた人たちは、住民が増えることによって「今までの生活が脅かされるのではないか?」と考えてしまうからです。

 

 

毒親の思考を持った田舎|解決する道を探る

「毒になる親 一生苦しむ子供」の解決法

この本を書いたスーザン・フォワードは、「必ずしも親を許す必要はない」といいます。ここでいう「許し」には2つの意味があります。それは、「復讐をしない」ことと「罪を免除する」こと。要するに「やられたらやり返す。倍返しだ!」という考えや「罪を無かったことにする」恩赦的な考えのことです。

毒親にやられたことを許すのではなく、「問題に向き合って怒りを感じ、対決するのが解決法だ」といっています。

この対決とは毒親を正しい道へ導くためのものではなく、被害を受けた子どもが親への執着を捨て自信を取り戻すためのもの。

自由を奪われコントロールされ続けた子どもは、自分を価値のない人間だと評価しています。「何をしても上手くいかない、愛される資格がない、不十分な人間だ」と感じる心を毒親にぶつけ、自分を肯定するための通過点が「対決」なのです。

毒親の思考を持った田舎の解決法3つ

毒親を持った子どもは、一生トラウマを抱えるかもしれません。しかし、その地域に住んでいる人たちからの攻撃は、回避することができます。その回避・解決法を紹介します。

1.毒親の思考を持った地域から引越す

1番簡単な解決法は、その地域から逃げ出すこと。わざわざ対決しても疲れるだけです。その土地にこだわる必要が無いのなら、引越して新しい地域で移住生活を楽しむことを選択しましょう。

2.毒親の思考を持った人は無視する

自由を奪い、コントロールしようとする人はどこにでもいます。大人数ならやっかいな問題ですが、近所に住むお爺さん1人だけ、また、数人のグループだけの場合は無視しても生活できます。

「はいはい」と流しておけば、相手も関わってこなくなったり無視してくるかもしれません。「攻撃が届かない・効かない人」と思わせることがポイントです。

3.毒親の思考を持った人と話し合う

深く話し合う「対決」ではなく、「なぜそれが必要なのか」を聞き出すこと。もしかすると、ローカルルールにも意味があるのかもしれません。

例えば「週3回の祭り練習」。今まで練習に参加できなかった人がいなかったから、スケジュールが決まっていただけかもしれません。農業や漁業など第1次産業に関わっている人は、季節によって時間が余っている人もいるでしょう。

「仕事が合って参加できない。週末なら時間が取れる」など代案を出してみてください。

移住するのは、快適な生活を送るため。我慢することはありません。自分に合った解決法で素敵な田舎暮らしを送りましょう。

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